サピエンス全史・・・2017年04月18日

17.03進化論3
現生人類ホモサピエンスが、いかにして地球上の覇者として繁栄を
極めるに至ったかが書かれている。
遺伝子の変化に頼らず、文明の進歩によって爆発的進化を達成する
きっかけが道具作成と使用によるのではなく、言語の獲得であった
というのが興味深かった。
人間の脳の中で言語でストーリーとしてに組み立てて初めて、
思考・想像・意志などが形成されるというのである。

もう一つ面白かったのは、狩猟採集民であった頃に比べて、
『人類という種としては大いなる進化をしたが、個としての人間は
その幸福度と共に、むしろ退化している』と指摘している点だ。

確かに、狩猟採集民だった頃は、もっと速く長く走れたし、弓も
矢も自分で作れた。それを使って食料も獲得できた。
誰に使役されることもなく自由に動けた。
だが、自力で食料を獲得できなくなった者は、置き捨てられて
死ぬしかなかった。
現代人は、逆に死にたくても無理に生かされる。確かに、狩猟採集民
の頃の方が、個人の能力も幸福度も高かったのかも知れない。



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